2014年2月28日金曜日

真理の探求

物事の法則を導き出す場合、人はその法則に合った例を考えようとします。
(動画では、2, 4, 8の数列にある法則を導くため、16, 32, 64
しかし更に深く考えようとするとき、人はその法則から外れた物、つまり例外を求めようとします。(1, 2, 310, 9, 8など)
つまり、前者において人は、自らの問(例)に対してYesを求めます。
しかし、後者においてはNoを求めます。Noのほうがより情報を与えてくれるからです。
本編では、
You wanted to get the “No” (be)cause that’s much more informational for you than the “Yes”.
という風に述べられているところです。

一般に、「~ではない事を証明せよ」という課題は「悪魔の証明」と言われています(証明することが難しいから)。しかし、その「悪魔の証明」をすることによって、物事に決定的な裏付けをすることが出来ることもまた確かです。特に哲学(科学)の分野において、この「悪魔の証明」こそが重要なのではないでしょうか。